ダイビングポリシー

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スローダイビングを楽しむ 休日にのんびりダイビングしてリフレッシュしようと思って海にきても、「さっさと潜って、はい終わり」では、ダイビングとして残念なダイビングになってしまいます。 じっくり潜ろうと思っても大人数のグループや一人のガイドが2グループガイドする為に前のチームが帰ってくるまで 海岸で待たされるのも楽しくありません。
インストラクターの数に比べてあまりにも多く受け入れるガイドも安全面で心配です。 少人数で潜れば、安全で充実したダイビングが でき、楽しいと考え、その考えを共有できるダイバーと一緒にダイビングしたいと思います。
スタッフガイドは一人だけです。経験の中から学んだ事は、スタッフとゲストはダイビングの安全に対して同じ考えを共有できなければいけないということ。 ゲストの安全の為の海況判断、人数の制約など目の届く範囲で受け入れさせて頂きたいと思い、旅行サイト・予約サイトでの募集はしていません。
スタッフ 林 宗行 1985年からショップとして活動しています。

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ガイドの注意義務はゲストをロストしないことに尽きるかもしれません。 海をガイドするということはエントリーからコースを選択してエキジットするまでです。決してゲストさんの すべてのトラブルに対応できる訳ではなくゲストさん自身の責任でトラブルは事前に回避できるように して下さい。劣化した器材が原因でのエアー停止トラブル、泳いでいての疲労、足の攣り、持病の 発作、その他様々な原因に対して参加者自身の責任で事前に準備することが大切です。
2ダイブでも充実したダイビングは楽しい
少人数で潜れば、50分〜60分のダイビングは 当たり前に出来ます。数を潜りたいダイビングで1ダイブ30分で切り上げれば3ダイブ も簡単に出来ますが潜った時間は合計でも90分。のんびり2ダイブで 100分以上のダイビングした方が楽しいと思います。
のんびり潜る効用
ゆっくり潜っていますのでリラックス出きます。ストレスが少なく ダイビングする事によりエアー消費も少なめになり、 水深のコントロールもありますが、普通の潜水時間より長く潜れることにもなります。

安全に潜るための自主ルール
インストラクター1名でガイドする人数、体験ダイビングの人数を 自主ルールで制限しています。
ファンダイビングにおいては、ガイドレシオ1:4、つまりゲストの人数を 原則4人までとさせて頂いています。グループとしては2グループまでとして、1グループで すでに4人以上の場合では、そのグループガイドをさせて頂きます。 ダイビングを安全に楽しむ時にはコンデションと参加者のレベルによって 様々なグループ分けが考えられます。そして、一人のインストラクターが 十分にゲストの安全を確認出来る人数は自ずと決まってきます。 間違えて欲しくないのは、たまたま「人数が少なかったからいいダイブになります」という 訳ではないということ。安全で楽しいダイビングを目指す結果、 人数をコントロールするという大事な要素を突き詰める事による人数制限なのです。 少人数だったから単純に安全、安心な訳でもないことに注意して欲しい。

自由に潜りましょう
のんびりと自分のペースで行きたい所へ行き、見たいものを見る。 それがダイビングの楽しみ方の基本です!
エントリー、エキジットは出来るだけストレスがない方法を選択して リラックスした状態で海に入っていく。そして、自分の能力範囲の中で 目の前にいる生物を観察する。ガイド側が、見せたい魚を押しつけるのでは なく、ゲストが自分の好きなものを楽しむのをお手伝い致します。
伊豆のビーチは、初心者にも優しいエントリースロープがあり、海も なだらかに深くなっているのでレベルに合わせた移動方法が選べます。 「ゆっくりと自分のペースで潜り、泳ぎ、魚などを探して見て帰ってくる」のに 最適です。
ガイドは、常にお客様の様子を確認することをメインにしながらコースを 選びます。こんな方法ですから、 魚は見つけにくいのですが、お客様を見失う確率は限りなく低いです。 見たい魚は自分で見つけて楽しみましょう(^^)
ゲストが自分のペースで潜り生物を観察する。そんな潜り方も楽しいのではないでしょうか。 珍しい生物に頼って何かいないかと泳ぎ回るガイド、 魚がいる場所まで頑張って連れていくガイド方法とは違います。

生物には触らない!
着底禁止とまではいいませんが、見る為や、 写真を撮る為に魚に触ることはご遠慮 下さい。 着底して魚をじっくり見ることは楽しいものです。ゆっくり 見るには体が安定して良い方法だと思います。 でも、自分のフィン先が他の魚や底生生物を蹴飛ばして いないか十分注意して欲しいものです。 ダイバーは知らず知らずに水底を蹴ってしまうことがあります。それだけでも 海洋生物に対してインパクトがあります。
指し棒などで岩肌や海草をたたいて、慌てて 動いた魚を見つけようとしたり、砂を掘って隠れている生物を 引っ張り出すのもいい気はしません。 隠れているのには意味があるわけで、ダイバーが脅かせば ストレスとなることは間違いありません。 魚を見せる為や写真を撮らせる為に、本来じっとしている 魚達を動かしたり、捕まえたりしているダイバーがいますが、やめてもらいたいものです。 自然に溶け込むような楽しみ方が出来ると本当に良いですね。

ダイブコンピューターは必携
DC(ダイブコンピューター)を使うことによって、 ダイビングの満足感と安全性が高まります  DC必携(レンタルもご用意しています)でお願いします
ダイビングをする際に、ガイドインストラクターのDCが 無減圧内であることを理由にそのガイドされたダイバーの一人一人が 同じ様に減圧症に対して安全であるとは限りません。減圧症に対する備えをインストラクターと一緒に潜っていれば 大丈夫だと考えるのは間違いなのです。 また、ダイブテーブルを使用してる人とDCを使用している人とでは、 ダイブパターンも変わってきますので、一緒にダイブ計画を立てるのも 難しいことになります。そこで、各自がDCを携行して、減圧症に対して自己責任で潜って 貰うことが一番安全だと考え、DC必携とさせて頂いています。
(注釈:今では主流の考え方になっていると 思いますが、DCが出始めた当時からレンタルを用意して対応させて頂いていたもので先駆け的自負があります^^; お持ちでない方はレンタルをお願い致します)
DCに従っても減圧症にかかるリスクがありますので、参加者自身の安全管理が必要です。 更に、DCを忘れてエントリーした場合などDCを使用せずダイビングに参加されたダイバーは減圧症等に関しての責任はご自身にあることを改めてご理解下さい。DC無しの時には通常のファンダイビングガイドではなく、ダイブテーブルによるダイビングになりますが、ダイブテーブルはゲスト様でご準備の上、減圧管理をお願い致します。 また、機材の不具合で潜水が中止になったり、エアー申告での見落としなどによる緊急浮上、ダイビングの中止などが起きた場合も同様にその責任はゲスト側にあることをご自覚下さい。

ダイビング技術の維持
1年以上もダイビングしていない方々には、是非、リフレッシュプログラムを 受講してもらえたらと思っています。
内容は、浅いプールで実技の基本を再練習して 午後からファンダイビングに参加する事ができます。久しぶりのダイビングは ドキドキするものですから、1本目のダイビングを講習に当てて頂いて、 安全性を高めたいと思っています。リフレッシュする事によって、その後の ダイビングも楽しくできると思います。ファンダイビングでは、技術の講習は致しませんので、 技術的に心配な場合は、リフレッシュプログラムをお受け下さい。 忘れてしまった技術、教わっていなかった技術なども講習する事が 出来ます。 継続して潜っている方でも参加すると見落とされている 技術が練習できますよ。
初めて来店のお客様の場合は、1本目は、チェックダイビングとして 最初にチェックをしてから、ファンダイビングを楽しんで頂いています。 この時、必要だと感じた場合は、マスククリアなどの技術をやって頂く事も あります。お互い安心してダイビングが出来るようにご協力下さい。

ガイドはCカード保持者を対象に海をご案内しますが、もし、十分な講習を受けていないと 感じているのならリフレッシュコースで不安な技術を身につける事も出来ます ダイビングは ダイバーの自己責任と言うことでCカードを持っていれば最低限のダイビング技術を身につけている という前提がありますのでしっかりとした講習を受けて下さい

一般社団法人 日本レジャーダイビング協会 資料より引用しています

ご自身の安全管理について
安全なダイビングの為に、日頃の体調と機材の管理は お客様の責任と自覚で!
事故を起こさない為に
お陰様でむねダイビングショップは1985年 から現在まで無事故で続けてくる事が出来ました。 参加者の皆様の安全意識や海況判断へのご理解、ご協力によっての 事だと思います。 今後も安全を第一に考えてガイドダイビングに努めていきたいと思いますので よろしくお願いします。

@体調が悪いときは、潜水を中止して下さい

体調管理は参加者自信の責任でもあり、一番分かるのも本人ご自身ですから 体調の悪い時は自ら申告して中止して下さい
A機材に不具合がある時は潜水を中止して下さい
器材のOHや点検はご自身の責任で行い、年数の経ったホースなどは安全の為に 定期的に交換をして下さい
B持病、病歴がある場合は、医者の許可を貰ってご参加下さい
体力的に自信がない、緊張しやすいなど不安要素をお持ちの方はプライベートダイビングを リクエストして下さい
C緊急手順をご確認ください。
エアー切れ:残圧の管理はゲスト自身の責任でお願いします。
100気圧、70気圧、 50気圧でガイドに伝えて下さい。見落とした場合は、その時点の残圧を申告して下さい。 万一、エアー切れの時は、緊急スイミングアセントとインストラクターとのオクトパスブリージング のどちらか安全な方法を選択して下さい。
再集合の手順:万一、水中でバディ、グループを見失った場合、落ち着いて1分位その場に留まり、 バディを確認して下さい。見つからない場合は、水中で探すことは絶対しないで落ち着いて浮上して 下さい。水面で浮力を確保して再集合を待つのが基本ルールです。海況によって事前の打ち合わせが あればそれに従います。 その他の手順:エントリーエキジット場所、方法についてはインストラクターの指示に従って下さい。
Dダイビング時の薬の服用について
ダイビングをする時に薬を服用することは避けるべきです。 薬の影響についての検証がほとんどされていないようで、どうなるか不明な 事が多いとされています。お医者さんに出して貰う薬に関してはお医者さんに ダイビングの許可を貰えますが、市販薬に関しては確かな情報が少ないです。
お医者さんに薬を処方されている方は、 必ずお医者さんからダイビングの許可を貰って下さい。 診断書または口頭でも許可を頂いている前提で参加のお申し込みして下さい。 許可がない場合は、ダイビング中止とさせて頂きます。 市販薬においては、 風邪薬を飲むような体調の場合は、ダイビングを中止させて頂きます。 酔い止めの市販薬を使う場合、効能等をよく調べてから使う事をお奨めいたします。
酔い止め薬の中でも鎮静効果の高い薬ほど水中(高圧下)での影響も大きい と考えられますし、 花粉症(アレルギー)などの薬として抗ヒスタミン剤が配合されている 場合も注意が必要です。 抗ヒスタミン剤には人により鎮静、抑うつから不安、興奮作用まで幅広い作用があるとされています。 やはり、効能や副作用をよく見て高気圧環境下では、薬効が増幅されることも理解して薬の服用をやめる事 を含めご自身の安全をお考え下さい。
更に、本人の体調や海の状況などの影響もありますので、「今まで大丈夫だった」ではなく 必ず担当スタッフに薬の服用を申告して下さい。

日頃から血圧の管理をお願いいたします。ダイビング当日に血圧を測定していただきますが、異常に血圧が 高い時にはダイビングへの参加をお断りさせて頂くことがあります。この場合でも、誠に申し訳ないのですが キャンセル料を請求させて頂くことになります。また、ゲスト様にとっても 折角の海にきて潜れないのは とても残念な事だと思います。ご自身の普段の血圧を確認して、高めの場合は、 お医者さんの診察を受けて許可を貰ってからのご参加をお願いいたします。

保険加入をお勧めしています
DANへの加入をお勧めしています DAN JAPANでは、会員サービスの一つとしてDANレジャーダイビング保険が付帯されており、国内・国外での万が一のケガや事故に備えることが出来ます (詳しくは直接ご覧ください) 必要性をご理解頂くと共に是非、保険に加入して万一に備えるという考え方を共有してツアーにご参加下さい

下記、携帯電話のサービスにも、1日から入れる傷害保険などがありますので自分にあった保険をご利用下さい
docomo
au損保
SoftBank

健康状態に対しては海洋の特殊性、場所などから最良の医療処置の実施 が困難であると考えらる事、お客様による持病の申告は、ガイドによる個別監視を強化するためのもので ない事など予めご承知下さい。

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